「美人局」という漢字が、ヤフーの急上昇に上がっていましたね。
この「美人局」は何と読むのでしょうか?
美人局の意味や由来についても調べてみました。
是非最後までお読みください♪
美人局の漢字の読み方は?
美人局の漢字の読み方は「つつもたせ」です。
「びじんきょく」と読まないので注意して下さいね。
美人局は「筒持たせ(つつもたせ)」が読み方の語源になっている当て字です。
美人局とはどういう意味なのでしょうか?
美人局の漢字の意味は?
美人局の漢字の意味は、女がターゲットにした男性と肉体関係を結ぶか、又は結ぼうとしたとき、脅し役の男が表れ、既成事実をネタにターゲットの男性をゆすり、金銭などを奪う犯罪です。
脅し役の男は、女性の夫や恋人のケースもあるが、交際相手でないケースも多いです。
「逆美人局」も存在し、ターゲットにした女性の肉体関係を結んだ既成事実をネタに、夫や交際相手・職場などにネタをばらす脅して、金銭などを奪う場合もあります。
ところで、この美人局の漢字の由来はどこから来ているのでしょうか?
美人局の漢字の由来は?
美人局の漢字の由来は、中国の宋代に書かれた『武林旧事(ぶりんきゅうじ)』から来ています。
『武林旧事』の著者は呉自牧。南宋の都市生活を知る資料なんだって!
この『武林旧事』に、娼婦がターゲットの少年にわざと言い寄って、そこへやってきた脅し役の男が娼婦を妻と偽り、金銭を奪うという犯罪に「美人局」と記してありました。
一方、読み方である「筒持たせ(つつもたせ)」は、サイコロ博打(ばくち)をするときに使う筒に、勝つための細工をした筒のことです。
こうして「つつもたせ」が騙すことや詐欺、インチキを示す言葉になり、やがて「美人局」が「つつもたせ」と呼ばれるようになりました。
「美人局」という言葉は意外と歴史が深いんですね、驚きました!
最後までお読みいただきありがとうございました♪