1歳くらいなら、お子さんが生まれて初めて迎えるお正月のご家庭も多いのではないでしょうか。
年末年始が近づき、1歳のお子さんが食べられるおせちを探していませんか?
おとなと一緒のおせちが食べられると嬉しいですよね!
そんなあなたに、大人のおせちで1歳くらいのお子さんに取り分けられるおかずや調理法を伝授♪
また、1歳でも食べられるおせちの通販やレシピも紹介。
お正月を家族で楽しめるイベントにしちゃいましょう♪
ぜひ最後までご一読ください。
おせちで1歳から食べられるものは何?
おせちで1歳から食べられるもの(取り分けられるもの)は、筑前煮・お雑煮・紅白なます・伊達巻・お雑煮等があります。
おせち料理はふだんの料理に比べて味付けが濃いものが多いので、そのまま分け与えるのはお勧めできません。
白湯や出汁で煮出し味を薄めたり、少量を与えるように小さく切ったり、食べやすいようにつぶしたりして、赤ちゃん用に調節する必要があります。
以下のことには特に注意しましょう。
年末年始は病院が閉まっていることが多いので、赤ちゃんが初めて食べる食材やアレルギーリスクの高い食材は避けて、今まで食べたことがある食材を用意してあげてくださいね♪
また、市販の栗きんとんなどには、はちみつが含まれている場合があります。
はちみつは、腸内環境が整わない1歳未満の赤ちゃんには絶対に食べないようにしてね!
お餅やこんにゃくはのどに詰まらせたら大変なので避けましょう。
お餅は、歯が生えそろって噛んで食べることが出来る3歳からがよいとされています
取り分けたおせち料理は、赤ちゃんに食べやすくするにはどうしたら調理したらいいのでしょうか。
以下の通りにまとめてみました。
- 筑前煮…おせちは普段の食材より味付けが濃いので白湯やだし汁で煮る。人参や里いもは離乳食にも〇。こんにゃくはのどに詰まりやすいので避けましょう。
- 紅白なます…酸味を和らげるために、水やだし汁に浸して味を薄めましょう。
- 伊達巻…味を薄めることができないので、少量にしましょう。ハチミツが含まれていないか、注意してくださいね!
- お雑煮…お餅はのどに詰まるので避けましょう。薄味にするために具材を白湯で味を薄める方法や、お粥に混ぜてたべさせる方法もオススメです。
おせちは日持ちさせるために味付けが濃い場合があるので、小さく切って少量を食べさせてあげる方法もありますね!
ところで、1歳のお子さんが食べられるもので作ってあるおせちは通販で売っているのでしょうか?
おせちで1歳から食べられる通販はある?
通販のおせちって選ぶのに困るくらい色んな″おせち″が販売されていますよね。
有名料亭のおせちをはじめ、アンパンマンやミリオンなどのキャラクターのおせち、お年寄りが食べられる介護食のおせち、ほんとに様々!
色々リサーチしてみてみましたが、通販で1歳前後のお子さんに用意された離乳食をメインとしたおせちは、見つけることが出来ませんでした。
大人のおせちで食べられそうなものを取り分けるしか方法が無さそう…。
そうなったときに、1歳前後は食べられないハチミツが入っておらず、原材料がしっかり表記されている通販のおせちを2つご紹介します♪
一つは、石井食品さんが出されている「イシイののぞみ」というおせちです。
これは、卵や小麦などの食物アレルギーに配慮したおせちです。
見た目も美味しそうですよね♪
いろいろな″おせち″を調べましたが、おかずの種類やアレルギー表記を載せているおせちの商品はあっても、原材料まできっちり載せているおせちの商品の販売は殆どありません!
楽天市場でレビュー数は20件で少なめですが、原材料までしっかり載せているこの「イシイののぞみ」のおせちはとても信頼がおける商品です。
冷凍ではなく冷蔵発送で1月2日までしか日持ちがしない・アレルギー配慮のおせちのため″エビ″が入っていないなどが少しだけ残念ですが、いろいろ調べた中で一番安心できる商品だと私は思いました。
おせちを説明する絵本付きなのも嬉しいですよね♪
もう一つは、板前魂さんの「子ども用おせち料理」という商品です。
うさぎやパンダの練り切りおかずがかわいいですよね♪
板前魂さんはおせち専門のお店です。
安心材料である原材料まで全て表記されている数少ないおせちの商品の一つです。
子どもが3人いる私の感覚からすると、離乳食が完了し幼児食に入っているお子さんにおすすめですが、原材料まで書いていれば、取り分けてお子さんに食べさせてあげることができますね!
冷凍発送なので商品の受け取りの心配が軽減されますし、冷凍のままだと1月15日まで日持ちするのも嬉しいポイントです。
お取り寄せして美味しく楽しいお正月もアリですよね♪
ただ、大人のおせちを取り分けても、食べやすいように細かくカットするなど調理が必要なケースのお子さんもいらっしゃると思います。
どうせ調理するなら、お子さん向けに簡単に作ることができるおせちレシピは無いかどうかも調べてみました。
おせちで1歳から食べられるレシピを紹介!
おせちで1歳から食べられるレシピ「りんごとさつまいものきんとん」と「筑前煮」の2つをご紹介します。
リンゴとサツマイモのきんとん
栗を離乳食初期から食べられるりんごもさつまいもに置きかえると、アレルギーなどの心配がなく安心ですね!
- リンゴ 1個
- サツマイモ 150g
- 1サツマイモの下準備
さつまいもの皮をむいたら、お子さんが食べられる大きさの角切りにして水にさらします。
- 2リンゴ下準備
皮をむいたら8等分にして更に薄切りにします
- 3サツマイモとリンゴを水から弱火で煮る
鍋にサツマイモとリンゴを入れたら、具材がつかる程度に水を張って、弱火で煮込みます
- サツマイモが柔らかくなったら完成♪
このレシピならお砂糖を使わなくても素材の甘味で″きんとん″になっちゃいますね♪
もうひとつ簡単なおせちのレシピはこちらです。
筑前煮
主菜になるようなおせちのレシピとして「筑前煮」をご紹介します。
- ダイコン 10g
- ニンジン 10g
- レンコン 5g
- 鶏むねミンチ 20g
- だし汁 300ml
- しょうゆ 0.5ml(小さじ1/10杯)
- ほうれん草 少々
ちなみに、れんこんは離乳食後期(生後9~11か月)を目安に使う食材ですので、硬さや大きさなどには注意してあげてくださいね♪
今回使うミンチは、鶏肉の中でもより柔らかい鶏むね肉のミンチを使います。
- 1ダイコン、ニンジン、レンコンの下準備
お子さんが食べやすい大きさにカット。1センチくらいの角切りが目安
- 2ほうれん草の下準備
食べやすい大きさに切って、下茹でしておきます
- 3ダイコン、ニンジン、レンコンをだし汁で煮る
1を鍋に入れだし汁で煮ます。
- 4鶏むねミンチを加えて煮る
3のお野菜が柔らかくなったら、鶏むねミンチを切ったダイコンと同じ大きさの塊にしながら加えて、一緒に煮込みます
- 5しょうゆで味を整える
食材にしっかり火が通ったら味を整える
- 6ほうれん草を添える
煮込んだ食材をお皿に盛り付けたら、薬味のようにほうれん草をお皿の中心に飾って完成♪
食べる時はお粥と混ぜると食べやすいかも!
お子さんに合わせて調節してあげてくださいね。
今回はおせちで1歳のお子さんが食べられるものについて調べました。
1歳のお子さんが大人のおせちで食べられるものには、筑前煮・お雑煮・紅白なます・伊達巻・お雑煮などいくつかあることが分かりました。
初めてたべるものやハチミツ、生もの、くわいなどのアレルギーリスクの高い食材や食材の硬さに気を付けます!
おせちの通販は、原材料まで表記があるお店は安心できますね。
料理が苦手な私にも簡単にできるおせちのレシピがあったので、作るのもアリだなと思いました。
家族で楽しいお正月を迎えられますように…!